東芝のドラム式洗濯乾燥機「TW-127XP3L」と「TW-127XP4L」は、どちらも高性能なモデルとして注目を集めています。
以下では、これら2機種の大きな違いをわかりやすくご紹介します。
- 乾燥方式が異なり、TW-127XP4Lはヒートポンプ除湿乾燥（ふんわリッチ速乾）を採用
- TW-127XP4Lは「液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能」を搭載
- TW-127XP4Lは乾燥節電モード搭載で省エネ性が向上
- 洗浄タイミングを知らせる「槽洗浄めやすサイン」がTW-127XP4Lに搭載
- TW-127XP4Lは静音性が高く、乾燥節電モードで騒音レベル42dB
詳細な違いを、本文で詳しく解説しています。
＼TW-127XP3L／
＼TW-127XP4L／
東芝ドラム式洗濯乾燥機TW-127XP3LとTW-127XP4Lの違いを比較
まずは、TW-127XP3LとTW-127XP4Lの違いを一覧でまとめた表をご覧ください。
| 項目 | TW-127XP3L | TW-127XP4L |
|---|---|---|
| 乾燥方式 | 通常乾燥 | ヒートポンプ除湿乾燥（ふんわリッチ速乾） |
| 液体洗剤・柔軟剤自動投入 | なし | あり |
| 乾燥節電モード | なし | あり |
| 槽洗浄めやすサイン | なし | あり |
| 乾燥時の運転音 | 約48dB | 約48dB（節電時 約42dB） |
| 消費電力量（乾燥節電） | 未対応 | 約720Wh（通常時1330Wh） |
ヒートポンプ除湿乾燥（ふんわリッチ速乾）搭載
TW-127XP4Lは、ヒートポンプ方式を採用し、繊維をふんわり仕上げつつシワも少なく、さらに速く乾燥できます。この方式は省エネ性にも優れているため、電気代を抑えたい人には大きなメリットです。
液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能
TW-127XP4Lには、洗剤や柔軟剤を自動で計量・投入してくれる便利な機能があります。これにより、毎回の計量や入れ忘れの心配がなくなり、洗濯の手間が大幅に軽減されます。
乾燥節電モードで省エネ
乾燥節電モードを搭載しているTW-127XP4Lは、消費電力を約半分に抑えながら乾燥ができる優れた機能があります。乾燥時間は長くなりますが、夜間や時間に余裕がある場合にはとても経済的です。
槽洗浄めやすサイン搭載
TW-127XP4Lは、洗濯槽の洗浄タイミングをお知らせしてくれる機能があるので、衛生面でも安心です。見逃しがちな洗濯槽のケアをサポートしてくれる点は、長く清潔に使いたい人にはうれしいポイントです。
騒音面での快適さ
TW-127XP4Lの乾燥節電モード時の運転音は約42dBと非常に静か。夜間や集合住宅での使用でも音が気になりにくく、家族にも配慮された設計です。
＼TW-127XP3L／
＼TW-127XP4L／
TW-127XP3LとTW-127XP4Lの共通点
- 洗濯容量12kg、乾燥容量7kgと大容量で家族向けに最適
- Ag+抗菌水による全コース抗菌洗浄機能
- 静音設計（洗濯時32dB、脱水37dB、乾燥48dB）
- 洗濯時間や乾燥時間の目安が同等（洗濯約35分、乾燥約96分）
- 同じ外形寸法で設置スペースも共通
大容量12kg洗濯、7kg乾燥の家族向けモデル
どちらのモデルも洗濯12kg、乾燥7kgの大容量仕様です。これにより、1日分の洗濯を一度に済ませることができ、共働き世帯や子育て世代にとっては大きな時短メリットがあります。
シーツや毛布などの大物も余裕で洗えるため、クリーニングに出す回数も減らせます。
Ag+抗菌水による安心の洗浄性能
TW-127XP3L・XP4Lどちらにも、Ag+抗菌水による抗菌洗浄が搭載されています。この機能は、水道水を抗菌水に変えて、部屋干し臭の原因菌の繁殖を抑える優れたもの。
洗濯物が臭わず、清潔に保たれるため、毎日の洗濯が安心です。
静音性に優れた設計
両モデルとも洗濯32dB、脱水37dB、乾燥48dBの低騒音設計で、家族が寝ている間でも安心して使えます。洗濯機の音に敏感な人にもおすすめで、騒音によるストレスがありません。
日中に使っても生活音と干渉せず、家族との会話も問題なしです。
時間目安も同じで使い勝手に差がない
洗濯時間は約35分、洗濯〜乾燥は約96分と、どちらも同じ運転時間設定になっています。生活のルーティンに組み込みやすく、特に「帰宅後に一気に洗濯したい」ニーズにも対応しています。
予定が組みやすく、ストレスの少ない家事時間を実現します。
設置スペースが同じだから迷わず選べる
幅・奥行・高さともに共通の外形寸法なので、設置場所で迷うことはありません。
引っ越しや買い替え時にも寸法の変更なしで安心です。防水パン対応も共通で、家庭環境にそのままフィットします。
TW-127XP3LとTW-127XP4Lの機能や特徴
どちらのモデルも東芝のプレミアムシリーズ「ZABOON」として高い洗浄力と快適性を備えていますが、それぞれに強みがある機能も存在します。ここでは、主な機能と特徴を詳しく解説します。
Ag+抗菌水で衣類も洗濯槽も清潔に
TW-127XP3L、TW-127XP4L共に「Ag+抗菌水」を搭載しており、すべての洗濯コースで抗菌洗浄が行われます。
この機能により、部屋干し臭の原因となる雑菌の繁殖を防止。洗いとすすぎの両方に抗菌効果があるため、衣類も洗濯槽も清潔が保たれます。
液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能（TW-127XP4Lのみ）
TW-127XP4Lには「自動投入」機能が搭載されています。事前に洗剤や柔軟剤をセットしておくと、洗濯量に応じて自動で最適量を投入してくれます。
これにより、計量の手間がなくなるだけでなく、洗剤の使いすぎを防ぎ、コストパフォーマンスも向上します。
ヒートポンプ除湿乾燥（TW-127XP4L）
TW-127XP4Lは「ふんわリッチ速乾」と呼ばれるヒートポンプ除湿乾燥を搭載。従来のヒーター式よりも繊維に優しく、ふんわりとした仕上がりになります。
しかも速乾性と省エネ性を兼ね備えており、肌触りも電気代も気になる人におすすめです。
静音設計と乾燥節電モード
どちらのモデルも静音設計ですが、TW-127XP4Lは乾燥節電モード時に運転音が約42dBまで下がります。
さらに消費電力も約720Whに抑えられ、深夜や電気代が高い時間帯にも気兼ねなく使用できます。XP3Lは標準的な静音レベルですが、節電機能は非搭載です。
槽洗浄めやすサイン（TW-127XP4Lのみ）
XP4Lだけに搭載されている「槽洗浄めやすサイン」は、洗濯槽の清掃時期を光や画面表示で知らせてくれる機能です。
これにより、うっかり洗浄を忘れることなく、常に清潔な状態を保てます。特に衛生面を重視する方に嬉しいポイントです。
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＼TW-127XP4L／
メリット、デメリット
ここでは「TW-127XP3L」と「TW-127XP4L」それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。どちらが自分に合っているかの判断材料にしてください。
TW-127XP3Lのメリットとデメリット
メリット
- 基本性能がしっかりしていて価格が比較的抑えめ
- Ag+抗菌水搭載で全コース抗菌洗浄が可能
- 乾燥容量7kgと業界でも高水準
- 操作がシンプルで使いやすい
デメリット
- 自動投入機能がなく、毎回の計量が必要
- 乾燥方式が従来タイプでシワや硬さが出やすい
- 節電機能や静音強化モードが搭載されていない
- 槽洗浄タイミングを通知する機能がないため、手入れを忘れやすい
TW-127XP3Lは基本的な洗濯乾燥機能に特化したモデルで、必要最低限の性能を求める人には非常にコストパフォーマンスが高い選択です。ただし、快適さや省エネ性を求める人にはやや物足りないかもしれません。
TW-127XP4Lのメリットとデメリット
メリット
- ヒートポンプ乾燥で衣類がふんわり仕上がる＆省エネ
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能で手間が激減
- 乾燥節電モード搭載で電気代を抑えられる
- 槽洗浄めやすサインで清潔さをキープしやすい
- 静音性能が高く夜間でも使いやすい
デメリット
- TW-127XP3Lよりも価格が高め
- 高機能ゆえに使いこなすのに慣れが必要な場合も
- 乾燥節電モードは時間がかかる（約205分）
TW-127XP4Lは利便性と清潔性、省エネ性を重視したプレミアムモデルです。機能が豊富なので、使いこなせば生活の質がぐっと上がります。ただし、価格や使用感の慣れに対して抵抗がある人には向かない場合もあります。
追加情報として補足すべき内容を整理しました。以下の観点からさらに読者に有益な情報を提供します。
ZABOONシリーズの信頼性とサポート体制
東芝のZABOONシリーズは、国内のドラム式洗濯乾燥機市場でも非常に人気のあるラインです。その理由の一つは、長年培ったモーター技術と静音設計、そして省エネへのこだわりです。
TW-127XP3LもTW-127XP4Lも、低振動・低騒音設計がされており、特に子育て世帯や共働きの家庭から支持されています。また、ユーザーの口コミでも「静かで使いやすい」「乾燥まできっちり終わる」など高評価が多く見られます。
さらに、国内メーカーである東芝ならではのサポート体制も魅力の一つです。故障やトラブルがあった際も日本全国にサービス網があり、迅速に対応してもらえる安心感があります。修理コストやメンテナンス体制を重視する方にもおすすめです。
長期的なコストパフォーマンスで見る選び方
価格だけでなく、日々の電気代や洗剤の無駄を防ぐ機能があるかどうかも、選ぶ上で重要なポイントです。TW-127XP4Lのように乾燥節電モードや自動投入機能があれば、数年単位で見たときに大きな節約につながります。
また、乾燥性能が高いモデルでは、天気や時間帯に左右されずに洗濯できるため、家事効率が大きく改善されるのも利点です。
これらの点を考慮すると、単に初期価格だけでなく、「何年使うか」「どれだけ家事を楽にしたいか」を基準に選ぶと失敗が少ないでしょう。
東芝ドラム式洗濯乾燥機TW-127XP3LとTW-127XP4Lの違いと比較まとめ
東芝のドラム式洗濯乾燥機「TW-127XP3L」と「TW-127XP4L」は、どちらも基本性能が高く、家族向けの大容量モデルとして非常に優秀です。ただし、より快適で省エネな生活を求めるなら、TW-127XP4Lが一歩リードします。
TW-127XP4Lはヒートポンプ除湿乾燥、乾燥節電モード、液体洗剤・柔軟剤自動投入機能、槽洗浄めやすサインなど、使いやすさと経済性を重視した充実の機能を備えています。一方、TW-127XP3Lは価格を抑えつつも、抗菌水洗浄などの基本機能はしっかり搭載されているため、コスパ重視の方には最適です。
選ぶ際には、「毎日使う家電だからこそ快適さを重視するか」「コストを最優先にするか」を基準にすると、自分に合った最良の選択ができるでしょう。
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