東芝過熱水蒸気オーブンレンジ石窯ドーム「ER-YD3000」と「ER-XD3000」の違いについて詳しくご紹介します。
どちらも高性能なオーブンレンジとして人気がありますが、選ぶ際には何が違うのかわからず迷うかもしれません。
以下は、「ER-YD3000」と「ER-XD3000」にはどんな違いがあるのか以下について調べてみました。
- 操作パネルやデザインの違いは?
- 調理メニューの種類と数は?
- 過熱水蒸気の性能は?
- サイズや容量の差は?
これからこれらの違いを詳しく見ていきます。選び方に迷っている方は、この記事を参考にしてください。
東芝石窯ドームER-YD3000とER-XD3000の違いを比較
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まず、ER-YD3000とER-XD3000の違う点を以下の表でまとめます。
【製造年の違い】
・ER-XD3000…2022年モデル
・ER-YD3000…2023年モデル
項目 | ER-XD3000 | ER-YD3000 |
---|---|---|
総庫内容量 | 30L(ワイド&フラット庫内) | 30L(ワイド&フラット庫内) |
オーブン温度 | 100~250℃・300℃ | 100~250℃・300℃ |
加熱方式 | 2段調理ラウンド石窯ドームオーブン(熱風コンベクション)/(上)ドームヒーター | 2段調理石窯ドームオーブン(熱風コンベクション)/(上)ドームヒーター |
深皿調理 | – | – |
過熱水蒸気調理 | 100~250℃ | 100~250℃ |
ハイブリッド調理 | 自動メニューのみ | 自動メニューのみ |
ノンフライ調理 | ● | ● |
グリル調理 | 大火力石窯ドームグリル | 大火力石窯ドームグリル |
発酵機能 | 発酵(30・35・40・45℃)/スチーム発酵(40℃) | 発酵(30・35・40・45℃)/スチーム発酵(40℃) |
レンジ出力(W) | 1000:最大5分(600)/600・500連続/200相当、100相当 | 1000:最大5分(600)/600・500連続/200相当・100相当 |
センサー | 8つ目赤外線センサー/温度センサー | 8つ目赤外線センサー/温度センサー |
あたため機能 | ごはん/おかず/お好み温度/のみもの/ゆで野菜 | ごはん/おかず/お好み温度/のみもの/ゆで野菜 |
解凍機能 | お急ぎ解凍(少量50gから)/スチーム全解凍(少量50gから)/さしみ・半解凍 | お急ぎ解凍(少量50gから)/スチーム全解凍(少量50gから)/さしみ・半解凍 |
スチーム方式 | 給水カセット式 | 給水カセット式 |
スチーム調理 | 蒸し(茶わん蒸し・プリン用 低温蒸し)/スチームレンジ | 蒸し(茶わん蒸し・プリン用 低温蒸し)/スチームレンジ |
総レシピ数(自動メニュー数) | 198 | 197 |
自動メニュー(抜粋) | 石窯おまかせ焼き(肉・魚・野菜) | 石窯おまかせ焼き(肉・魚・野菜) |
便利なあたため機能 | ふっくらパン(パンあたため)/カラッとあたため(揚げ物のあたため)/スチームあたため | ふっくらパン(パンあたため)/カラッとあたため(揚げ物のあたため)/スチームあたため |
時短・お手軽メニュー | おつまみ1分/3分・5分・7分メニュー | おつまみ1分/3分・5分・7分メニュー |
トースト焼き上げ時間 | トースト:5分30秒(約4分で裏返し)/冷凍トースト:7分30秒(約5分10秒で裏返し)/スチームトースト:7分50秒(約5分で裏返し) | トースト:約5分30秒(約4分で裏返し)/冷凍トースト:約7分30秒(約5分10秒で裏返し)/スチームトースト:約7分50秒(約5分で裏返し) |
お手入れ | 庫内コーティングとれちゃうコート(セラミックコート)/手間なしお手入れコース(10分) | 庫内コーティングとれちゃうコート(セラミックコート)/手間なしお手入れコース(5分・10分・15分) |
使いやすさ | IoT機能- | IoT機能- |
表示 | バックライト大型液晶表示(ブラック) | バックライト大型液晶表示(ブラック) |
ER-YD3000とER-XD3000の共通点
- 総庫内容量: 両方とも30Lのワイド&フラット庫内。
- オーブン温度: 100~250℃および300℃までの調整可能。
- 加熱方式: 2段調理対応の熱風コンベクション式オーブン、ドームヒーター採用。
- ノンフライ調理: 両モデルともに対応。
- 発酵機能: 30~45℃の通常発酵とスチーム発酵が可能。
- レンジ出力: 1000W(最大5分)/600W/500W/200W/100Wに対応。
- センサー: 8つ目赤外線センサーと温度センサーを搭載。
- スチーム調理: 給水カセット式のスチーム調理が可能で、蒸し料理やスチームレンジ対応。
- トースト: 約5分30秒でトーストが焼け、冷凍トーストは約7分30秒かかる。
- お手入れ: 「とれちゃうコート」(セラミックコート)を採用し、手間なしお手入れコースが用意されている。
ER-YD3000とER-XD3000の違い
- 総レシピ数(自動メニュー数):
- ER-XD3000: 198メニュー
- ER-YD3000: 197メニュー
- お手入れコースの詳細:
- ER-XD3000: 10分コース
- ER-YD3000: 5分・10分・15分コース
- 内部構造の違い:
- ER-XD3000は「ラウンド石窯ドームオーブン」を採用しており、内部がより丸みを帯びたデザイン。
- ER-YD3000は「石窯ドームオーブン」で、丸みが少し少ないデザイン。
ER-XD3000はER-YD3000の発展型で、主な違いはラウンド石窯ドームオーブンの採用と、レシピ数が若干多い点です。
東芝石窯ドームER-YD3000とER-XD3000のスペックの違い
項目 | ER-XD3000 | ER-YD3000 |
---|---|---|
概要 | 生産終了品 過熱水蒸気オーブンレンジ | 生産終了品 過熱水蒸気オーブンレンジ |
専用付属品 | 遠赤包み焼き角皿(とれちゃうコート)41.2×29.1cm 2枚/焼網/取扱説明書 兼 料理集/(給水カセット・水受けは本体に装着済み) | 遠赤包み焼き角皿(とれちゃうコート)41.2×29.1cm 2枚/焼網/取扱説明書 兼 料理集 |
外形寸法(mm) | 幅498×奥行399×高さ396 | 幅498×奥行399×高さ396 |
庫内有効寸法(mm) | 幅498×奥行399×高さ396 | 幅498×奥行399×高さ396 |
設置寸法 | 左右・背面・上面の突起等を含む | 左右・背面・上面の突起等を含む |
質量 | 約20kg | 約20kg |
オーブン・グリル機能 消費電力(W)/ヒーター出力(W) | 1430/ オーブン1410・グリル1100 | 1430/ オーブン1410・グリル1100 |
レンジ機能 消費電力(W)/高周波出力(W) | 1430/1000:最大5分(600 | 1430/1000:最大5分(600 |
年間消費電力量 | 73.5kWh/年(電子レンジ機能59.5kWh/年・オーブン機能14.0kWh/年・待機時0.0kWh/年) | 73.5kWh/年(電子レンジ機能59.5kWh/年・オーブン機能14.0kWh/年・待機時0.0kWh/年) |
加熱方式 | 熱風循環加熱方式 | 熱風循環加熱方式 |
東芝石窯ドーム「ER-YD3000」と「ER-XD3000」の共通点
ER-YD3000とER-XD3000は同じ石窯ドームシリーズということもあり、多くの共通点があります。以下に、主な共通点をまとめました。
東芝スチームオーブンレンジ ER-YD3000は、家庭のキッチンにぴったりの多機能オーブンレンジです。30Lのワイド&フラットな庫内容量があり、オーブン温度は100~250℃および300℃まで調整可能なので、幅広い料理に対応できます。
2段調理が可能な熱風コンベクション式オーブンとドームヒーターが採用されているため、均一に加熱できます。
ノンフライ調理にも対応しており、30~45℃の発酵機能とスチーム発酵も可能です。また、レンジ出力は1000W(最大5分)から100Wまで調整でき、8つ目赤外線センサーと温度センサーが搭載されています。
スチーム調理は給水カセット式で、蒸し料理やスチームレンジ調理が簡単にできます。トーストは約5分30秒で焼け、冷凍トーストは約7分30秒かかるので、忙しい朝にも便利です。
お手入れも簡単で、「とれちゃうコート」(セラミックコート)を採用しており、手間なしお手入れコースも用意されています。これ一台で、毎日の料理がもっと楽しくなります!
東芝石窯ドームER-YD3000とER-XD3000の機能や特徴
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両モデルの具体的な機能や特徴について詳しく見ていきましょう。石窯ドームシリーズは、どちらも高性能なオーブンレンジですが、それぞれのモデルで少し異なる機能を持っています。
使いやすさとお手入れ
ER-YD3000もER-XD3000も、主婦にとって使いやすさが魅力です。
「とれちゃうコート」(セラミックコート)が施されているので、汚れが付きにくく、お手入れがとても簡単。忙しい日常の中で、サッと拭くだけで清潔を保てるのが助かります。
また、手間なしお手入れコースもあり、時間を有効に使えます。
多機能で便利
どちらのモデルも、多機能で非常に便利です。
温度調整が100~250℃、さらには300℃まで可能で、2段調理やノンフライ調理、スチーム調理が簡単にできます。
ER-YD3000とER-XD3000の大きな違いは、ER-YD3000には少し多くの自動メニュー(197種類)がありますが、ER-XD3000も十分に豊富な自動メニュー(198種類)を備えています。
8つの赤外線センサーと温度センサーも搭載されているので、どちらもムラなく美味しい料理を作れます。
過熱水蒸気でヘルシーで美味しい
どちらのモデルも高温の水蒸気で調理できるため、油や塩分をカットしてヘルシーな料理が簡単に作れます。家族の健康を第一に考える主婦には、この機能が非常に魅力的です。
また、過熱水蒸気調理が可能なので、料理の幅も広がります。特にスチームレンジ機能で、ムラなく均一に温かい料理を提供できるのがうれしいポイントです。
東芝石窯ドームER-YD3000とER-XD3000のメリット・デメリット
ここでは、ER-YD3000とER-XD3000のメリットとデメリットをそれぞれ詳しく見ていきます。それぞれのモデルには特有の強みと、利用シーンによっては注意が必要な点もあります。
ER-YD3000のメリットとデメリット
ER-YD3000のメリット
ER-YD3000のデメリット
- 2023年モデルなため生産が終了しています。
- 調理メニューがER-XD3000と比べて少ないですが1品しか差がありません。
- ER-XD3000と比べて、石窯ドームの丸みが少なめデザインです。
ER-XD3000のメリットとデメリット
ER-XD3000のメリット
ER-XD3000のデメリット
- 2022年モデルなため、生産が終了しています。
- お手入れコースが10分しか選べない。
- メニューが豊富で多機能なタイプですがER-YD3000の型落ちモデル。
東芝石窯ドームER-YD3000とER-XD3000をおすすめする人しない人
どちらのモデルも高性能なオーブンレンジですが、それぞれに適したユーザーが異なります。ここでは、ER-YD3000とER-XD3000がどのような人におすすめか、逆におすすめしない人についても説明します。
ER-YD3000
おすすめする人
おすすめしない人
シンプルな電子レンジを求めている人
あたためや解凍など、手軽に使えるだけでいい人は使わない機能ばかりの可能性が高いです。
予算を重視する人
コストを抑えたい方には向かない場合があります。
ER-XD3000
おすすめする人
おすすめしない人
キッチンスペースが限られている人
ER-XD3000は大きめのサイズなので、設置場所が狭いと使いにくい場合があります。スペースが限られている家庭には向きません。
新しいモデルが良い人
2022年モデルなので、最新機能が揃っているモデルを求めている場合には向いていません。
東芝石窯ドームER-YD3000とER-XD3000の違いを比較まとめ
東芝の石窯ドームER-YD3000とER-XD3000には大きな違いはありませんが、いくつかのポイントで異なります。
ER-YD3000は、総レシピ数が1つ少なく(197メニュー)、お手入れコースは5分・10分・15分対応。ER-XD3000は198メニューで、10分コースのみです。
内部構造も異なり、ER-XD3000は丸みのあるデザインですが、ER-YD3000は少しコンパクトです。
どちらも過熱水蒸気機能と高火力の焼き上げが魅力で、操作の簡単さや価格で選ぶと良いでしょう。
それぞれの石窯ドームについてまとめている記事もあります。
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